・
ギャンブルのように、中毒性の高い事業をすると成功する(p60)
「
借金の底なし沼で知ったお金の味 25歳フリーター、借金1億2千万円、利息24%からの生還記」
金森 重樹、大和書房(2009/02)\1,680
金森 重樹
大和書房
売り上げランキング: 13
おすすめ度の平均:


羨ましいような羨ましくないような

生きる勇気

お金持ち

マーケッター以前。

感動の「起死回生」の指南書
【私の評価】★★★★★(95点)
■驚くべき
金森さんの体験談です。
現在は、有名マーケッターとして活躍している
金森さんですが、一時借金が1億円以上ありました。
しかも、それは、先物取引業者にほとんど騙されて作ったようなものなのです。
まったく無知なフリーターが作った借金1億円。
普通の人なら、自殺してもおかしくない状況です。
・先物取引の恐ろしいところは、金を巻き上げられて1円もなくなって困り果てた客に親族、知人などから返済の目処の立たない借金をさせて回らせて更なる深みへ突き落とす(p118)
■しかし、そんなどん底の中で、
金森さんは、ちょっと違いました。
まず、借金を背負いながらも成功した人の話を聞いて回ったのです。
・僕は「月刊 頭で儲ける時代」などの入手できる限りの雑誌の告知欄を丹念に調べて、巨額の借金を負っている、あるいは過去に負っていた方たちに一件一件連絡を取っては、会って話を聞いていく作業から始めました(p138)
■また、借金返済のために就職した不動産デベロッパーで、資格を取ったり、一生懸命仕事をしていくうちに、社会の儲けの構造が見えてきました。
どうすれば優良な顧客を集めることができるのか。
どうすれば確実に値上がりする不動産を事前に手に入れることができるのか。
そうしたことが見えてきたのです。
・いい名簿をどうやって入手するのか・・・少しだけわかったのは、名簿屋から買ったりしている(p199)
■そして、ある瞬間、
金森さんの頭の中で、「お金の考え方」が切り替わったのです。
返すことのできない1億円の借金という事実。
その一方で、数億円というお金を動かして、利益を上げていく事業の仕組み。
つまり、借金を当たり前と考える事業家の頭に切り替わったのです。
これ以上借金をしても、どうせ返せないことは同じという吹っ切れた気持ちもあったのでしょう。
■その後、
金森さんは、FAXを利用した集客で資金を作り、不動産投資などで、1億円を完済します。
■とにかく迫力の一冊でした。
ギャンブルにはまる人の気持ちと、ビジネスで成功している人の気持ちが、不思議な混乱の中で伝わってくるような一冊でした。
「金持ち父さん、貧乏父さん」に匹敵する名著だと思います。本の評価としては、★5つとしました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・学校とは国家の政策と、企業の成長のために奉仕する労働者の養成機関です。(p33)
・「ボーナスが入ったら○○を買おう」・・・という発想は、貯蓄即消費の自傷行為ですが、その立場にいる人は無間地獄の中で、物欲にまみれて富裕層には永久になれないまま一生を終えます(p89)
・税理士が会社をダメにしたケースの中で多い事案二つ・・・
「広告宣伝費を使いすぎですから削りましょう」・・・
「人件費を削りましょう」・・・
経営が苦しくなった時の打開策は、売上を上げることです。(p174)
・僕が財閥系のデベロッパーだったら、新興系が全部潰れるまで政府と組んで貸し渋りで新興デベを追い詰めて、最後に潤沢な資金で、窮地に陥った彼らから捨て値で種地を拾うと思います(p187)
・限界許容量をはるかに超える事態はひとまず脇に置いておいて、「寝てしまえばなんとかなる」と考えることが肝心だと思っています(p242)
▼引用は、この本からです。
「
借金の底なし沼で知ったお金の味 25歳フリーター、借金1億2千万円、利息24%からの生還記」金森 重樹、大和書房(2009/02)\1,680
金森 重樹
大和書房
売り上げランキング: 13
おすすめ度の平均:


羨ましいような羨ましくないような

生きる勇気

お金持ち

マーケッター以前。

感動の「起死回生」の指南書
【私の評価】★★★★★(95点)
■著者紹介・・・
金森 重樹(かなもり しげき)
1970年生まれ。
25歳年収250万円のフリーターのときに負った5400万円の借金が、5年間で1億2700万円となる。就職して、マーケティング技術を学び、10年間で借金を完済。相互扶助コミュニティ「倒産救済会」を作る。